入れ方
月経カップの淵を折り曲げます。
折り曲げる方法はさまざまですが、私はW字に折り曲げています。パンチダウンも試しましたが、Wの折り方が膣の中で開きやすいです。リンク:他の折り方
体制をゆるめて入れる
洋式トイレの便座に浅めに座り股間を広げると入りやすくなります。身体を力まずリラックスしてください。
W字に折った月経カップを膣の中に入れていきます。いきなり奥まで入れるのではなく、淵の部分をすべて膣の中に入れたら手を放します。具体的には膣の痛みを感じる部分あたりで、カップは半分~1/3入った所でストップします。
すると、カップが元に戻ろうとし、自然に広がります。
広がったカップのしっぽの根元の部分を人差し指と親指でつまみ回転させながら奥へと入れていきます。
立ち上がってみてしっぽが痛くなければOKです。
出し方
腹に力を入れてカップを出す
洋式トイレの便座に深めに座ります。
取り出した後洗いやすいよう股間を広げます。
月経カップのしっぽの部分を出しやすいように下腹部(へそより下)に力を入れます。
月経カップのしっぽの根元の部分に親指を入れて月経カップの淵を押します。U字になります。こうすることでカップに空気が入り抜けるようになります。親指ではなく人差し指で行う人もいます。
親指を入れて月経カップを折り曲げたまま膣から出します。
膣から出てきたら人差し指と薬指でカップをキャッチ。絶対に落とさないようにしてください。
私はそのまま3本の指でカップに入った経血を股間の間でトイレに流してそのまま洗っています。洗わずにティッシュで拭くだけの人もいます。
便座に奥深く座るのは取り出して洗う一連の作業を股間の間でささっと行うためです。
洗う方法
股間の間で経血を捨てたカップを洗います。
ミニサイズ(320ml)のペットボトルに水を入れたものを、取り出す前に用意します。ペットボトルキャップを外しておきます。
その水で月経カップを洗います。月経カップを回しながら外側を洗い、月経カップに水を入れて内側を洗います。
洗い終わったら持参したウェットティッシュでふき取ります。トイレットペーパーでふき取っていましたが水に弱く月経カップにトイレットペーパーのカスが残ってしまうのでウェットティッシュに変えました。
ウェットティッシュは厚みがありカスも残らなくて使い勝手がよろしいです。
洗い終わったら月経カップを再び膣の中へ入れます。
工夫
ポリ手袋をはめて手を清潔に
キャンプ場のトイレやサービスエリアなど公衆トイレで行うときはポリ手袋を裏返して両手に使っています。こうすると手が汚れなくて済むし手袋は使い捨てますので衛生的です。入れるときも出すときもポリ手部袋を使います。
ポリ手袋は生理用品と一緒にポーチにたくさん入れておきます。
素手でやってみたところ爪に経血が入り込んでしまい、落とすのに苦労しました。食材を触ったり料理をするキャンプで血が入り込んだ爪はとても衛生的ではないのでポリ手袋をお勧めします。
保管方法
生理が終わったらカップを煮沸消毒します。私は小さめの弁当箱に水を入れ、月経カップを入れて電子レンジで2分温めます。
温め終わったら取り出して、熱湯に浸かっていない部分を熱湯につけて弁当箱の蓋を隙間が空くようにしてかぶせて冷めるまで放置しています。
お風呂ぐらいの温度になったら月経カップを取り出して自然乾燥させます。
よく乾いたらお茶パックの袋に入れて弁当箱に戻して保管しています。
通気性のある所で保管すると書いてあったので、不織布でできたお茶パックの中に入れて保管しています。生理ポーチで持ち運ぶときもお茶パックの中に入れてポーチの中に入れています。お茶パック便利。
終わりに
この方法が正解というわけではありませんが入らない、ということはない無難な方法です。
トイレですが、和式ではなく洋式のトイレを選んでください。和式では難易度が高いです。
今回は個人的にやりやすい方法を紹介しています。人それぞれやり方が異なるので2chのスレッドを参考にしても良いと思います。