目次
メリット
ナプキンと比べると蒸れない
月経カップは膣の中に入れるので経血で蒸れることがありません。お尻も経血がつかず快適です。
夏は特に生理用ショーツとナプキンで蒸れてしまいがちですが月経カップを使うと股間の蒸れがなくなります。夏は特におすすめです。私はもうナプキンに戻れません。
ナプキンと比べて交換回数が減る
ナプキンの場合、いっぱいになってしまう前に交換しないといけないので、こまめにトイレに行きチェックすることになります。生理終わりがけには少量でも時間がたってしまうと匂うので交換する回数もあまり減りません。経血は8時間立つと匂ってきますし固まってしまいます。
月経カップは最大12時間入れっぱなしでも大丈夫です。もちろん量が多い場合は一定の時間ごとに交換しないといけませんが、それでもナプキンよりは交換回数は減ります。
キャンプ中はトイレが遠かったり、子供の面倒を見たり、イベントごとがあったりとなかなかトイレに行けない事も多いので、トイレに行く回数が減る月経カップは相性が良いのではないかと思います。
荷物が少なくて済む
ただでさえ荷物の多いキャンプに沢山のナプキンを持っていくのは大変です。ナプキンは1個1個がかさばるので10個持っていくだけでも大荷物です。途中で足りなくなる可能性もあります。
月経カップの場合繰り返し使えるので私が持っていくのはポリ手袋とウェットティッシュとミニペットボトルと夜用ナプキン1個、昼用ナプキン2個が入った生理ポーチだけです。
一応漏れた場合に備えて昼用ナプキンも持っていきます。
繰り返し使える=お金の節約
月経カップは10年持つともいわれているほど丈夫です。洗って繰り返し使えるので月経カップ自体は高いものの、ずーっとナプキンを買い続けるよりは安くなります。
生理が軽くなるかもしれない
月経カップを使いだしてから、布ナプキンの時よりも生理が軽くなりました。布ナプキンでは6日間だった生理が4日間に減りました。経血もダマになったものが少なくなりました。
ただ、これに関しては個人差があります。
デメリット
初期投資が高い
月経カップのメーカーにもよりますが1個3,000円~5,000円ほどするので使い捨てナプキンに比べるとずいぶん高いです。また個人輸入ですと送料がかさむし支払い方法もクレジットカードとハードルが高いです。
慣れるまでは時間がかかる
カップが入らない、カップが開かない、カップの収まり位置が悪いなどコツ(ベストポジションともいう)をつかむまでは出し入れだけでも時間がかかります。
私の場合キャンプに行く前に自宅で練習しても30分かかるのは当たり前でした。便座に座る位置を浅くしたり深くしたり、月経カップの折り方を変えたり、カップが開かなかった場合はスクワットしてみたり(これをやると開く場合がある)、カップのベストポジションを見つけたりと試行錯誤しました。
キャンプに行くときまでにコツをつかむと不安が一つなくなると思います。
洗うのが手間
月経カップは交換の際、洗わずに挿入する人もいますが、個人的には見た目も悪いしやっぱり洗ってから入れたいです。量の多い2日目は出し入れも多いので洗うのがだんだん面倒になってきます。おまけに夏はポリ手袋が蒸れて手にくっついてしまい挿入しにくいです。