たどり着いたのはW折り
初めて月経カップを使ったときはトイレに1時間ほどこもっていました。トイレにこもるのが好きなのではなく、月経カップを入れても口が開かなかったからです。
月経カップの口を人差し指で内側に折り曲げて持つ。足を広げて膣の中に入れる。いつまでたっても折った口が開かない。ネットで何やり方を見て簡単そうだと思っていましたが、実際にやってみるとわからないことだらけでした。
カップの折り曲げた口が開かないと確実に漏れてくるのでカップを入れたまま足を広げてスクワットをしてみたり腰左右に振ったりしていたら開く感触があってようやく月経カップが開きました。
次の生理の時には口が開かないことなんかすっかり忘れてしまうのでまたカップの口が開かず苦戦していました。
そのあと確実に入るよう折り方を変えて試したところ、W折りにたどり着きました。月経カップの口を反対側の口まで折り曲げてU字にします。そのまま月経カップを膣に入れるのですが、浅めに入れます。カップの半分は出たままです。そうして手を離すとカップの口が元の形に戻ろうとして開きます。奥まで一気に入れないこともコツです。
この折り方で失敗したことが無いので、うまくいかない方は試してみてください。
奥まで一気に入れない
上で説明しましたが、奥まで入れてから開こうとすると失敗します。膣には硬い部分と柔らかい部分があるようで、硬い部分だと阻まれて開きにくいです。
月経カップを浅めに入れたのは柔らかい部分でカップの口を開くと開きやすいし吸着しやすいからです。
カップの口が開いたら手で膣の奥に押し込みます。回転しながら少しずつ奥へ入れていき、しっぽ(ステム)が膣の入り口あたりまで来たら装着完了です。
ちゃんと生理中に使う
月経カップが届いたとき、練習しようと思って生理じゃないのにお風呂場で挿入してみました。ところが生理じゃないので乾燥していて膣に入れにくいし何より痛かったです。練習したい気持ちはわかりますが、私のように失敗しますので生理以外では入れないほうが絶対に良いです。
入れる体勢も重要
膣は自身の緊張で硬くなったり柔らかくなったりします。ですので入れるときは身体の力を抜いてください。大きく深呼吸して吐いたり肩の力を抜いたりして緊張をほぐしてください。
がに股で入れてみる
背中を後ろに倒します。両足を開いて股関節を広げます。背中から上を前のめりになり、カップを挿入します。
膣の入り口が狭い時は緊張をほぐすため息を吐いて体を緩めてください。背骨を曲げると膣に手が届きやすいです。月経経カップが入ったらカップの底を持ち回転しながら奥へと入れていく。